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2026.10.29
川崎市、「モビステかわさき」を3地区で実証 バスと多様な移動手段を接続

川崎市は2026年10月26日、路線バスを基軸に多様なモビリティサービスを利用できる交通拠点「モビステかわさき」の実証実験を、中原区、宮前区、麻生区の3地区で実施すると発表した。実施期間は11月から2027年2月末まで。路線バスとデマンド交通、シェアサイクルなどをつなぎ、市民の移動を支える持続可能な交通環境の構築を目指す。
モビステかわさきは、乗り換えのための交通機能に加え、待ち合い、にぎわい、情報発信の機能を備えた身近な生活拠点として整備するものだ。路線バスの減便など交通環境が変化するなか、複数の移動手段を組み合わせることで、地域内の移動や公共交通への乗り継ぎをしやすくする。
中原区の「モビステかわさき・等々力」では、川崎市を拠点とするプロスポーツチームなどと連携し、イベントや情報発信を通じてモビリティステーションの認知向上を図る。予約に応じて運行するデマンド交通「チョイソコかわさき」の停留所を設置するほか、トレーラーハウスやデジタルサイネージを活用し、路線バスやシェアサイクルなどの利用情報を提供する。
宮前区の「モビステかわさき・野川」では、ヨークマート川崎野川店と協業する。店舗内に待合空間とデジタルサイネージを設け、路線バスやコミュニティ交通、シェアサイクルなどの乗り継ぎ利便性向上を検証する。多様なモビリティを実際に体験できる試乗イベントなども予定している。
麻生区の「モビステかわさき・千代ケ丘」では、路線バス、デマンド交通、シェアサイクル、待合空間を一つのエリア内に分散して配置し、案内サインで各機能をつなぐ。あわせて、路線バスが運行していない丘陵部の住宅地を対象とする新たなデマンド交通「しんゆりライド」を運行し、路線バスとの乗り換えや地域内移動を補完する。
川崎市は今回から実証実験の名称を「モビステかわさき」に統一し、新たなロゴも設定した。今後も市内各地で実証を行いながら社会実装に向けた取り組みを進め、子どもから高齢者まで誰もが移動しやすいまちづくりにつなげる方針だ。
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