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2026.10.19
静岡県裾野市、AI配車で公共ライドシェア実証 通学・生活の移動を支援

自治体向けデジタルサービスを展開する株式会社パブリックテクノロジーズは、2026年10月13日、静岡県裾野市が実施する公共ライドシェア「すやまおでかけ号」の実証運行に参画すると発表した。11月2日から2027年1月29日まで、須山・下和田・呼子地区の住民を主な対象に、通学・通勤や日中の生活に必要な移動手段を提供する。同社はAI配車システムの提供やコールセンターの運営などを担う。
裾野市は、地域公共交通計画に基づき、地域の実情に合った移動手段の導入を進めている。2025年度にはビッグデータを活用して市民の移動範囲や施設の利用傾向を分析し、2026年1月には須山地区で学生を主な対象とした公共ライドシェアを試験運行した。今回の実証では対象地域を拡大し、移動目的や利用時間帯、利用頻度などを調査する。
運行は、朝夕の定時定路線と日中の区域運行を組み合わせる。朝6時から8時、夕方17時から20時は、岩波駅の列車に接続する固定ダイヤ・路線で運行する。8時から17時は、予約に応じて商業施設や公共施設などの乗降ポイントを結ぶ。既存のバス路線と運行時間帯が重複しないよう調整し、地域交通との共存を図る。
配車には、同社が開発したAIオンデマンド型配車機能「パブテクAI配車」を活用する。利用者の予約情報から車両や走行経路、乗り合わせを自動計算し、効率的な運行を支援する。予約は「パブテクアプリ」と電話の両方に対応し、スマートフォンの操作が難しい高齢者なども利用しやすい仕組みとする。
運行は平日限定で、乗車定員10人の車両1台を使用する。料金は大人500円、小中高生200円、小学生未満は無料。全便事前予約制で、運行日の5営業日前から前日17時まで受け付ける。支払いは現金となる。
実証では、利用者数や乗合率、発着地、利用者アンケートなどを分析し、2027年度に予定される地域公共交通計画の改定に向けた検討に活用する。パブリックテクノロジーズは、今回の実証で得られた知見をシステムやアプリの改善に生かし、全国の交通空白の解消につなげる方針だ。
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