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2026.10.21
T2が自動運転トラックの無人/有人運転の切替拠点での発着に初成功

自動運転技術を開発する株式会社T2は、2026年10月21日、関東・関西に設置した無人運転と有人運転の切替拠点において、自動運転トラックの自動発着に初めて成功したと発表した。高速道路に加え、一般道を自動走行する技術を開発・実装し、拠点から高速道路を経由して別の拠点に至る一連の行程を自動走行するための技術を確立した。2027年1月から、これらの技術を搭載した車両を商用運行に順次導入する予定だ。
T2は、2027年度以降のレベル4自動運転トラックによる幹線輸送サービスの実現を目指している。2025年夏には関東-関西間でレベル2自動運転トラックを活用した商用運行を開始し、利用企業は約30社に拡大した。2026年3月には約500kmの高速道路本線をドライバーによる一時的なハンドル操作なしで完走し、5月には高速道路の料金所の自動通行にも成功している。
今回の実験では、神奈川県の「トランスゲート綾瀬」から一般道を経由して東名高速道路に合流する行程と、中国自動車道から一般道を通って兵庫県の「トランスゲート西宮北」に到着する行程で、それぞれ自動走行に成功した。高速道路の外に位置する切替拠点での自動発着に対応するため、全長約12mの大型トラックが安全に出入りできるよう、数cm単位で走行軌道を設計した。
一般道での安全対策として、車載センサーで前方60mの範囲にいる歩行者や自転車などを認識し、対象との距離を保ちながら追従・停止する機能を実装した。また、T2が独自開発したWebアプリケーションを使い、作業員がスマートフォンからトラックに発車指示を送る実験にも成功した。将来のレベル4運行では、ドライバーが降車した後、拠点の作業員が無人トラックを出発させる運用を想定している。
T2は10月19日と20日、福山通運の便で新技術を搭載した車両を試験使用し、実際の荷物を輸送した。今後は、車両故障や急激な悪天候などの緊急時に無人トラックを安全な場所へ退避させる技術の開発を進める。あわせて、スマートフォンから複数の自動運転トラックの運行状況を確認できる機能を追加するなど、レベル4幹線輸送サービスの実用化に向けた運用体制の整備を進める。
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