MaaS関連News

2026.10.20

メルセデス・ベンツとNVIDIA、レベル4自動運転を視野に協業拡大

メルセデス・ベンツとNVIDIA、レベル4自動運転を視野に協業拡大

ドイツの自動車メーカーMercedes-Benz(メルセデス・ベンツ)と、米国の半導体・AI技術大手NVIDIA(エヌビディア)は、2026年10月19日、次世代の運転支援・自動運転システムの共同開発に向け、戦略的パートナーシップを拡大すると発表した。両社の技術を組み合わせ、安全性の高い高度自動運転の実現を目指す。将来的には、運転者が操作に関与しない自動運転レベル4の車両への応用も視野に入れている。

今回の協業では、メルセデス・ベンツ独自の車載オペレーティングシステム「MB.OS」と、NVIDIAの車載コンピューティング・センサー基盤「NVIDIA Hyperion」を連携させる。車両の周囲を認識する技術やAIによる判断機能を統合し、新たな運転支援機能の開発を進める。無線通信によって車載ソフトウェアを更新するOTAアップデートにも対応する。

自動運転ソフトウェアには、AIによる推論機能を備えた「NVIDIA Alpamayo Stack」を活用する。複雑な交通状況を判断する能力を生かし、市街地で出発地から目的地までの運転を支援する機能や、事故防止につながるアクティブセーフティ、自動駐車などに対応する。

安全性の確保には、NVIDIAの安全システム「NVIDIA Halos」を採用する。複数の安全機構を組み合わせた並列の安全システムを導入することで、メルセデス・ベンツが培ってきた車両安全技術を強化する。両社はこれらの技術を基盤として、高度な運転支援システムに加え、将来のレベル4自動運転に対応するロボリムジンなどの開発を進める。

両社の協力関係は、自動運転以外の領域にも広がっている。メルセデス・ベンツは車両開発のシミュレーションや、デジタル生産システム「MO360」にもNVIDIAの技術を活用している。今後も仮想空間での生産計画やAIを活用した製造工程の高度化を進め、世界各地の生産拠点における効率性、柔軟性、品質の向上を図る。

詳しくはこちら

MaaSに関する最新ニュースをお届け

メルマガ登録 TOP
PAGE TOP