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2026.10.13

VW、新型EV「ID. Tiguan」公開 航続最大600km

ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲンは、2026年10月13日、新型電気自動車(EV)「ID. Tiguan(アイディ. ティグアン)」を世界初公開した。累計生産台数95万台を超える電動SUV「ID. 4」「ID. 5」の後継モデルで、2027年初頭の発売を予定している。ガソリン車やハイブリッド車などを設定する現行「Tiguan」と並行して販売する。

新型ID. Tiguanは、電気自動車向けプラットフォーム「MEB+」を採用し、3種類の駆動システムを設定する。後輪駆動モデルは最高出力140kW(190PS)と210kW(286PS)の2種類、四輪駆動モデルは220kW(299PS)を発揮する。バッテリー容量は58kWhと77kWhを用意し、WLTPモードで最大600kmの航続距離を実現。最大2,000kgのトレーラー牽引にも対応する。

内外装は全面的に刷新し、上位クラスを意識したデザインと質感の高い素材を採用した。室内には10インチのデジタルコックピットと15インチのセンターディスプレイを配置し、新たに12インチの助手席ディスプレイも設定する。助手席では、運転者の視界を妨げずに情報表示やゲームなどを楽しめる。

操作性の面では、エアコンやステアリングホイールに物理ボタンを採用し、直感的に扱える設計とした。新開発の「Retro」ディスプレイでは、過去のフォルクスワーゲン車を再現したメーター表示も選択できる。5人が乗車できる室内空間に加え、車体前部に32Lの収納スペースを設け、荷室容量は最大534Lを確保した。

運転支援機能には、アクセル操作だけで加減速を行うワンペダルドライブや、信号機認識機能を備えた「Connected Travel Assist」を採用する。さらに、スマートフォンを車の鍵として利用できるデジタルキーや、車両の充電口から外部の電気製品に給電する「PowerSocket」なども用意する。

新型ID. Tiguanは、「Trend」「Life」「Style」「R-Line」の4グレードを展開する。2026年10月13日からドイツをはじめとする欧州各国で先行販売を開始し、価格は42,695ユーロからとなる。

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