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2026.09.11
走行データからシナリオ自動生成、自動運転開発を効率化するAI技術

株式会社モルフォは、自動車シミュレータ分野向けの技術開発に新たに着手する。実際に走らせた車の映像や位置情報から、シミュレータで使う走行シナリオを自動で生成するAI技術の開発を進めており、2026年9月17日にTAKANAWA GATEWAY Convention Centerで開かれる「dSPACE Japan User Conference 2026」で初めて公開する。
自動運転や先進運転支援システム(ADAS)の開発現場では、実車走行による確認に加え、仮想空間で様々な運転状況を再現して安全性を検証する「シミュレータ」の活用が広がっている。危険な場面やまれにしか起きない状況を実車走行だけで数多く再現するのは難しいためだ。自動運転技術の普及に伴いこの流れは加速すると見込まれ、自動車シミュレータの市場は今後拡大が見込まれる分野とされる。一方、シミュレータで使う運転シナリオの作成は依然として人手に頼る部分が大きく、開発現場の負担となっている。
モルフォは10年以上にわたりADAS・自動運転向けの画像処理・AI技術を研究開発し、量産車両への搭載実績を持つ。今回はその知見を車載技術だけでなく開発・検証工程にも応用し、自動車シミュレータ分野での技術開発に取り組む。開発中のAI技術は、実車で取得した映像や位置情報からシミュレータ用の走行シナリオを自動生成するもので、生成したシナリオは人の手で自由に書き換え可能な形で出力される。これにより、1回の試験走行で得たデータを条件を変えながら繰り返し使える「シナリオ資産」として活用でき、シナリオ作成にかかる時間とコストの大幅な削減につながる。
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