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2026.09.01
WHILL自動運転サービス、チャンギ空港で採用

近距離モビリティを開発するWHILL株式会社は、シンガポール・チャンギ国際空港で「WHILL自動運転サービス」が採用されたと発表した。同空港のターミナル2と3に計18台を導入し、シンガポール航空を利用する、年齢や身体状況などによって移動支援を必要とする旅客の移動を支える。
チャンギ国際空港では、移動支援サービスの利用者が2023年から2025年にかけて20%増加し、現在は1日平均2,000~2,500人規模となっている。需要が増える一方、介助スタッフの身体的負担や人的リソース不足などが課題となっており、自動運転による移動支援の省力化を図る。
WHILL自動運転サービスは、あらかじめ収集した地図情報とセンサーで検知した周囲の状況を照合しながら、施設内の目的地まで自動走行する。降車後は無人で元の場所まで自動で戻る。チャンギ国際空港では、旅客向けサービスを手掛けるSATS社のスタッフが着陸スケジュールに合わせて遠隔操作で車両を到着ゲートに配備する。
利用者は到着ゲートからPRMラウンジまで自動運転で移動でき、乗り継ぎ時にはラウンジから搭乗ゲートまで送迎する。従来スタッフが担っていた移動支援サービスの約10%がWHILL自動運転サービスに置き換わっており、1日100人を超える旅客が利用している。車椅子の手動返却などに伴うスタッフの負担を減らし、より手厚い旅客対応に人員を振り向けられる環境づくりにもつなげる。
WHILL自動運転サービスは、空港を中心に世界約30拠点へ展開し、2026年6月時点で累計利用件数が100万回を突破している。WHILLは今後も航空業界の関係者と連携し、安全性を確保しながら、自立的で快適な空港内移動を支えるサービスの提供を進める。
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