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2026.07.21
T2が50億円調達、レベル4自動運転物流を加速

自動運転トラックによる幹線輸送サービスの実現を目指す株式会社T2は、シリーズBラウンドのファーストクローズで11社から約50億円を調達した。累計調達額は165億円を超え、2027年度以降に予定するレベル4自動運転トラックの事業化に向け、技術開発と輸送体制の構築を加速する。
T2は、トラックドライバー不足への対応を目的に、2024年から自社開発のレベル2自動運転トラックを使った輸送実証を進めてきた。50社を超えるパートナー企業の荷物を運び、2025年夏には実証成果を活用した定期輸送の商用運行を開始。2026年7月時点で利用企業は23社に拡大している。
レベル4での幹線輸送に必要な拠点整備も進めている。2026年春には、高速道路での無人運転と一般道での有人運転を切り替える「トランスゲート」を、神奈川県綾瀬市、兵庫県神戸市、西宮市の計3カ所に設置した。ドライバーが乗り降りする場所を高速道路のインターチェンジ付近に設け、無人走行区間と有人走行区間をつなぐ。
2026年3月にレベル2自動運転トラックで関東―関西間の約500kmを走行し、高速道路本線でドライバーによる一時的なハンドル操作を行わずに完走した。同年5月には、走行制御の難易度が高い高速道路料金所の通過にも成功し、関東と関西のトランスゲート間をレベル4で結ぶための技術確立を進めている。
今回の出資には、海運、倉庫、不動産、リース、電力など幅広い業界の企業や投資ファンドが参加した。T2は各社の物流網や施設、車両、事業基盤などを活用し、自動運転による陸上輸送と海上輸送の連携や、次世代物流拠点の構築などを進める方針だ。
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