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2026.07.14

JR東日本、手ぶら旅を拡大

JR東日本、手ぶら旅を拡大

東日本旅客鉄道株式会社は、手荷物を持ち運ぶ負担を減らす「JRE手ぶら旅」のサービスを拡大する。2026年8月1日から、多機能ロッカー「マルチエキューブ」と列車荷物輸送サービス「はこビュン Quick」を組み合わせ、東京駅と仙台駅のロッカーから遠方のホテルへ手荷物を即日配送する。まず東京―仙台間で開始し、対象地域を順次広げる方針だ。

利用者は当日9時30分までにウェブサイトで予約し、10時30分までに対象ロッカーへ荷物を預けることで、宿泊先のホテルで受け取れる。駅カウンターへの持ち込みは事前予約なしでも利用可能だ。東京駅から仙台駅周辺・秋保温泉エリア、仙台駅から東京近郊のホテルへ配送し、料金は荷物のサイズに応じて3,500~3,700円となる。

2026年秋頃には、成田国際空港にマルチエキューブを設置し、空港から東京近郊のホテルへ手荷物を配送する予定だ。旅行者は空港到着後に大きな荷物を持たず、そのまま観光や移動を始められるようになる。

同時期には、駅のロッカーに預けた荷物を空港で受け取る貨客分離の実証実験も行う。将来的なオフエアポートチェックインを見据え、航空会社や物流事業者などと連携しながら、駅から空港まで切れ目なく荷物を運ぶ仕組みの構築を目指す。

さらに、株式会社NTTデータが進めるパスポートのデジタル化を基盤とし、訪日前から予約できるインバウンド旅行者向けの当日配送サービスを2026年度中に実証する。本人確認や予約、手荷物の預け入れ、新幹線による配送を連携させ、旅行者が身軽に移動・観光できる環境を整える。

JR東日本グループは、サービスの起点と終点を駅だけでなく、自宅、空港、ホテルなどへ拡大する。荷物と旅行者を分けて移動させることで、観光地の混雑緩和や周遊性の向上、地域での滞在価値向上につなげる考えだ。

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