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2026.04.13
ロボトラックらがセミトレーラー公道実証

自動運転システムの開発を手掛ける株式会社ロボトラックは、豊田通商や大手物流企業らと構成するコンソーシアムにおいて、自動運転セミトレーラーによる公道走行実証を実施した。本実証は国土交通省の事業の一環として行われ、静岡県と愛知県の物流拠点間を結ぶルートで、実際の運用を見据えた車両性能と運行設計の検証がなされた。
セミトレーラーは一般的なトラックに比べ積載量が多いだけでなく、荷役作業と走行を切り離せるため、物流現場の稼働率を大幅に向上させる可能性を秘めている。今回の実証では、全長16.5メートルに及ぶ巨体でありながら、独自のAIアルゴリズムを用いることで、連結車両特有の複雑な操舵や車線変更における制御誤差を基準値内に収めることに成功した。
実証走行では、トンネル内での自車位置測位や、逆光によるセンサー視認性の低下、高速道路本線への合流といった、技術的難易度の高いシナリオを確認した。これらの過酷な環境下においても安定した走行性能を担保できたことは、将来の社会実装に向けた大きな前進といえる。
コンソーシアムに参画する大塚倉庫や西濃運輸、福山通運などの物流各社は、今回の走行を視察し、自動運転技術が実用段階に近づいていることを高く評価した。今後は、実証で得られたデータを活用して技術の精度をさらに高めるとともに、物流現場のオペレーションに即した具体的な導入ルートや貨物の選定が進められる。
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