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2026.03.31
ナビタイムが東京メトロで座れるルート検索開始

経路検索大手の株式会社ナビタイムジャパンと東京地下鉄株式会社(東京メトロ)は、列車内の座りやすさを数値化した「着座確率」を活用する新サービスを、2026年3月30日より本格的に開始した。本サービスは、ナビタイムジャパンが提供するスマートフォン向けアプリ「乗換NAVITIME」を通じて提供される。
従来の乗換案内は「早さ」や「安さ」が主軸であったが、本サービスは移動中の「快適性」に焦点を当てているのが最大の特徴だ。約1年半にわたる試験運用と約3,800件のユーザーアンケートを基に予測精度を向上させ、単なる混雑予報を超えた「座れる可能性」の可視化を実現した。
利用者は検索結果一覧で、乗車区間のうち何分間座れる可能性があるかをバー表示で直感的に把握できる。1本見送ることで座りやすくなるルートや、急行から普通列車へ乗り換えて着席時間を延ばすルートなど、座ることを優先した代替経路の提案も行われる。
詳細画面から、最も座りやすい号車の特定や、停車駅ごとの確率変化も確認可能だ。これにより、車内時間を有効活用したいユーザーに対して具体的な行動指針を提示する。
今後の展開として、両社は本サービスを東京メトロ以外の路線へ拡大することを目指している。そのための新手法として、車両の改修を伴わずにAI画像認識によってデータを収集する技術開発も進めており、都市部における移動体験のさらなる底上げが期待される。
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