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2026.03.04

介護施設の遊休車両を活用した昼間共同送迎、ダイハツが川西市で実証

介護施設の遊休車両を活用した昼間共同送迎、ダイハツが川西市で実証

ダイハツ工業は2026年3月2日、兵庫県川西市において福祉介護・共同送迎サービス「ゴイッショ」の新たな実証実験を開始した。川西市役所での出発式をもって正式にスタートし、同月27日までの約4週間にわたり実施される。

「ゴイッショ」は、複数の通所介護施設が個別に担っていた送迎業務を外部組織に集約・共同化することで、介護現場の人材不足解消と高齢者の移動手段確保を同時に支援するモビリティサービスだ。2022年4月から全国の地方自治体向けに提供が始まり、現在は香川県三豊市と滋賀県野洲市で正式運行が行われている。

従来の「ゴイッショ」は朝夕の時間帯における共同送迎を基本としていたが、今回は一日型デイサービスが昼間に抱える車両・ドライバーの遊休時間に着目。この空き時間を、昼の送迎に困っている半日型デイサービスの送迎業務に充てるという、介護事業者間の資源の相互活用モデルを検証する。

運営体制は、川西市が事業主体となり、一日型デイサービスを運営する社会福祉法人正和会がドライバーを提供する形で担う。市内の半日型デイサービス3法人・3施設が参加し、3台の車両で延べ約300人の送迎を行う計画だ。ダイハツは運営体制の構築や運行支援など、実証全体のバックアップを担う。

今回の実証実験は、川西市が推進する「介護人材確保プロジェクト」の一環として「AI共同送迎サービス事業」と位置づけられており、各地域の実情に即した共同送迎の有効性を検証するとともに、運営体制・事業成立性の評価を経て正式運行への移行を目指す。ダイハツは今後も「ゴイッショ」を通じた地域課題解決と、持続可能なモビリティ社会の実現に取り組む方針を示している。

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