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2026.02.12
宮崎県西都市で自動運転実証運行 NTTビジネスソリューションズ

NTTビジネスソリューションズ株式会社は、宮崎県西都市で自動運転車両の実証運行を開始し、2026年2月12日から3月13日まで30日間にわたり新たな地域交通モデルの検証を行う。西都市が実施する「さいと自動運転推進事業」の一環で、持続可能な地域交通の実現に向けた自動運転技術の社会実装可能性を探る狙いだ。
西都市は鉄道がなくバスに依存する交通構造で、高齢化率が高いことから、免許を返納した住民の移動手段確保が喫緊の課題になっている。人口減少や運転士不足で公共交通の維持が難しくなる中、地方都市が今後直面する交通課題を先行的に検証できるモデル地域として、自動運転を活用した新サービスの導入の検証に踏み出した形だ。
本事業では、将来的な自動運転レベル4による運行を見据え、公道での走行に伴う課題抽出やリスク分析、自動運転に対する住民の受容性の確認を主な目的としている。実施場所は、市中心部の「妻エリア」を巡る周遊ルートと、観光拠点である西都原古墳群を結ぶ観光ルートの2系統で、日常の移動と観光回遊の双方での活用シーンを想定している。
実証に使用する車両は2タイプで、小型バスタイプは定員9名、自動運転時の最高速度は時速20km未満に設定されている。もう一方の乗用車タイプは定員5名で、自動運転時の最高速度は時速48kmとし、エリアや用途に応じた車両特性の違いが運行や安全性に与える影響を比較検証する。
NTTビジネスソリューションズは、これまで地域インフラ分野で培ってきたICT技術と運用ノウハウを活かし、自動運転車両の運行に不可欠な通信基盤、運行管理、データ活用の仕組みを担う。実証で得られた走行データや利用状況を分析し、自動運転レベル4の本格導入に向けた課題と対処策を整理するとともに、同様の課題を抱える他地域での自動運転活用モデルの検討にもつなげていく方針だ。
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