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2026.02.10

豊田市、2種類の自動運転実証 土橋〜三河豊田間で定時運行とデマンド運行を検証

豊田市、2種類の自動運転実証 土橋〜三河豊田間で定時運行とデマンド運行を検証

愛知県豊田市は、ドライバー不足など公共交通が抱える課題解決に向け、自動運転の社会実装を見据えた実証実験を2026年2月2日から開始した。国土交通省の補助事業として採択された取り組みで、既存鉄道駅間を結ぶ区間で実際の利用環境に近い形で自動走行車両を運行し、その有効性を検証する。実証実験は2026年2月27日(金)まで。

実証の舞台は、名鉄三河線土橋駅と愛知環状鉄道三河豊田駅を結ぶエリアで、平日の午前9時から午後4時まで運行する。路線は、時刻表に沿って走る定時定路線と、予約があったときのみ走行するデマンド運行路線の2種類を設定し、利用ニーズに応じた運行形態の違いを比較・検証する構成だ。

使用する車両は、トヨタ自動車のミニバン「シエナ」を自動走行車両として2台、次世代モビリティ「e-Palette(イー・パレット)」を追従走行用車両として1台用意している。定時定路線・デマンド運行路線それぞれに乗客定員4人の自動走行シエナを1台ずつ投入し、実証区間での自動運転走行データや運行上の課題を収集する。

定時定路線では、自動走行するシエナの後方を、運転手が手動で運転するe-Palette(乗客定員10人)が追従するかたちで運行する。これにより、将来的にe-Paletteが公道で自動運転を行うことを想定しながら、複数車両による隊列運行時のリスクや運用課題、安全対策の検証も同時に行う。

デマンド運行路線は事前予約制とし、専用オンラインページから乗車日時や乗降場所を指定して予約する仕組みを採用している。一方、定時定路線は予約不要で、両路線とも無料で利用できる。

実証開始に先立ち、市は地域の理解促進と次世代への啓発を目的に、豊田市立山之手小学校の5・6年生を対象とした自動運転の取り組み紹介と試乗体験会も実施した。

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