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2026.02.02
OSS、「送迎×補食」でユース支援 公共ライドシェア活用し熊本のハンドボールクラブで実証開始

オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社(OSS)は、地域の移動課題解決で培った知見を活かし、放課後の子どもたちの移動と栄養補給を一体的に支援する新モデルの構築に乗り出した。 その第一弾として、2026年2月3日からハンドボールクラブ「熊本ビューストピンディーズ」(ビュースト)および味の素株式会社と連携し、共助型送迎と練習導線上での栄養補食提供を組み合わせたユース世代向け育成支援モデルの実証実験を開始する。
地方都市では人口減少に伴い地域交通が縮小し、日常の移動手段が限られる中で、ユーススポーツの現場でも練習会場への送迎や補食準備といった負担が家庭に集中している。 共働き世帯の増加も相まって「十分な補食を用意できない」といった声が上がっており、子どもが継続的に競技に取り組める環境づくりには、家庭とクラブの負担を軽減する新たな仕組みが求められている。
こうした課題を受け、OSSは公共ライドシェアサービス「meemo(ミーモ)」で培った運行設計や地域連携のノウハウを応用し、ユース選手の練習動線に沿って送迎と補食を組み合わせる支援モデルの検討を進めてきた。 本実証では、地域の共助による送迎と、練習前後に味の素の補食を受け取れる導線を整備し、移動手段と補食準備に関わる負担軽減を図る。
送迎と補食を一体的に提供する仕組みによって、子どもたちは安心して練習へ向かうことができ、家庭内で特定の保護者に偏りがちな送迎負担や、クラブ運営側の調整負荷の低減が期待される。 これにより、ユーススポーツを続けやすい地域環境の形成に貢献するとともに、地域全体で子どもの成長を支える共助モデルの可能性を探る狙いがある。
OSSが提供する公共ライドシェア「meemo」は、2019年から地域の交通空白地帯の解消を目的に展開されているサービスで、導入調査から運用・改善までを一体で支援する点が特徴だ。 今回のユース支援モデルでも、同社は約60年にわたる公共交通ソリューションの知見とIoT・AIなどの技術を活かし、地域やパートナー企業と協創しながら、持続可能な地域社会と次世代モビリティサービスの実装を目指すとしている。
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