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2026.01.29
S.RIDEとDiDi 訪日客向けにタクシー配車連携

タクシー配車アプリ「S.RIDE」を運営するS.RIDE株式会社は、世界15か国で展開する配車サービス「DiDi」を提供するDiDiモビリティジャパン株式会社と連携し、インバウンド向け配車連携サービスを開始する。S.RIDEの海外配車アプリ連携基盤「S.RIDE Global Roaming」の第1弾パートナーとしてDiDiを接続し、訪日外国人が自国で使い慣れたDiDiアプリから都内のS.RIDE提携タクシーを呼べるようにする取り組みだ。
サービスは2026年2月中旬から、東京23区および武蔵野市・三鷹市(武三地区)で提供を開始する予定となっている。対象はDiDiアプリを利用する訪日外国人で、アカウント種別などに応じてシステム上で利用可否を判定し、DiDiアプリからS.RIDEネットワークのタクシー配車とアプリ決済が可能になる。
国土交通省の発表によれば、2025年の訪日外国人旅行者数は過去最高の約4,270万人に達しており、政府は2030年に6,000万人・消費額15兆円という目標を掲げている。こうしたインバウンド拡大の一方で、都内では移動手段の確保や多言語対応、決済手段の差異などが課題となっており、空港や観光地周辺では違法タクシー(白タク)リスクへの懸念も指摘されている。
S.RIDEは、こうした課題と市場拡大の可能性を踏まえ、海外配車アプリとの接続を通じてインバウンド需要の取り込みと提携タクシー事業者への送客拡大を図る方針だ。一方DiDiは、世界規模で蓄積したユーザー基盤を活かし、訪日外国人が日本滞在中も同じアプリ上で正規タクシーを安心・安全に利用できる環境を整備することで、移動体験の向上を目指している。
今回の連携により、DiDiアプリ経由でS.RIDEが有する都内約1万2千台、全国2万台以上(2025年12月時点)のタクシーネットワークへシームレスにアクセスできるようになる。
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