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2025.12.23

テスラのスーパーチャージャー国内設置700基突破 高速充電網の拡大目指す

テスラのスーパーチャージャー国内設置700基突破 高速充電網の拡大目指す

テスラは、日本国内における急速充電設備「スーパーチャージャー」の設置基数が700基に到達したと発表した。現在は全国141カ所で合計707基の設備が稼働している。スーパーチャージャーネットワークは北米・欧州・アジア太平洋の主要ルートにも広がっており、世界全体では75,000基以上を展開する大規模インフラとなっている。

テスラ独自設計のスーパーチャージャーは、高出力の急速充電に対応し、移動中の停車時間と回数を抑えられるよう戦略的に配置されている。最大250kWの出力により、約15分で最大275km相当を充電できるとされ、他方式の充電設備より高い性能を発揮するという。

これらの急速充電設備は、テスラが公開している充電規格「NACS(North American Charging Standard)」に基づいて構築されている。NACSは普通充電と急速充電の両方に対応する規格であり、北米を中心に日本メーカーを含むほぼ全ての自動車メーカーが採用を決めていることから、今後さらに対応車種と利用シーンの拡大が見込まれている。

テスラは、電気自動車の本格普及には車両性能だけでなく、どこへ行ってもシームレスに充電できる環境が不可欠だと位置づけている。オーナーが立ち寄った場所でプラグを差し込むだけで充電を完了できる世界観を掲げ、スーパーチャージャーネットワークの拡張と料金設定の最適化を通じて、ガソリン代よりも低コストなドライブ体験を提供することを目指している。

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