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2025.12.09
セブン商品の配送にモノレール活用

セブン‐イレブン・ジャパンと京王運輸は、12月5日より多摩都市モノレールの駅構内のセブン‐イレブン店舗へのモノレールを活用した商品配送を開始した。
物流業界では2024年問題などにより効率的かつ持続可能な配送体制の構築が重要な課題となっており、社会課題の解決を目指す取り組み。配送方法は、京王運輸の配送員が高幡不動駅で商品を積み込み、沿線の駅構内にセブン‐イレブン店舗が出店する5駅(多摩センター駅・立川南駅・立川北駅・玉川上水駅・上北台駅)で降車し6店舗に納品する。対象商品はおにぎりやお弁当・サンドイッチなどのチルド商品およびフローズン温度帯の商品となっている。通勤時間帯を避けた時間帯での運行が可能で、道路渋滞の影響を受けない安定した配送が実現できる。
本取り組みの期待効果として、配送トラック台数の削減、ドライバー労働時間の改善、CO₂排出量削減などが挙げられる。従来はトラックで各店舗を個別に巡回する必要があったが、モノレールを活用することで複数店舗への効率的な配送が可能になる。また、最適な配送コースの編成により、配送業務全体の効率化が図られる。環境面では、モノレールの活用により従来のトラック配送と比較してCO₂排出量の削減につながる。
役割分担として、セブン‐イレブンが配送の企画・検討を担当し、京王運輸が配送および企画・検討、多摩モノレールが物流への車両活用の協力を行う。
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