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2025.12.08

NearMeが飯山市でライドシェア実証、冬季観光の広域移動を支援

NearMeが飯山市でライドシェア実証、冬季観光の広域移動を支援

移動の課題に取り組むNearMeは、長野県飯山市および長野交通と連携し、12月12日から2026年3月31日まで「いいやまライドシェア」の実証実験を開始する。北陸新幹線の停車駅である飯山駅を起点に、白馬、妙高、野沢温泉などのスキーリゾートや観光地への広域的な移動に対応し、冬季観光需要に合わせた柔軟な運行を可能にする。観光客・地域住民の双方が利用しやすい移動環境の整備を目指す。

北信地域では、冬季における観光需要の高まりに伴い、移動手段の確保が課題となっている。飯山駅は国内外の旅行者が冬季に多く訪れる玄関口として機能しており、駅から周辺エリアへの移動需要が一時的に大きく増える傾向がある。一方で、白馬、妙高、野沢温泉などのスキーリゾートや観光地は広域に点在しており、時間帯や地域によっては十分な移動手段を確保しづらい状況が見受けられていた。

運行エリアは飯山市、中野市、山ノ内町、木島平村、野沢温泉村、栄村で、これらの市町村が出発地または目的地のいずれかに設定されていれば、妙高市、上越市、飯綱町、信濃町、小布施町、須坂市、長野市、大町市、白馬村、小谷村まで運行可能となっている。利用者はNearMeアプリを通じて事前に乗車時間や行き先を指定でき、乗車前に料金が確定する仕組みにより、初めて訪れる旅行者でも安心して利用できる体制を整えている。

サービスの利用方法は、NearMeアプリから希望乗車人数や希望出発時間などの必要情報を入力して仮予約し、仮予約が成立した場合は事前に到着予定時刻・乗車場所などの詳細をメールで案内される。料金はアプリ上で出発地から目的地までの走行予定ルートの距離に応じて乗車前に確定され、決済はクレジットカードのみとなっている。

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