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2025.12.01
スズキがEV充電サービス開始、販売店と公共充電器を統合利用

スズキは12月1日から、EVユーザー向けの充電サービス「スズキ充電サービス」を開始する。スズキ販売店118店のほか、全国各地に設置された「エコQ電」対応の公共充電器が利用できるサービスで、会員登録料・月会費は無料だ。充電カードまたはスマートフォンアプリで充電器を利用でき、アプリの充電器マップ機能で近くの充電器を探すことも可能となっている。
利用方法は、専用の「スズキ充電カード」を充電器にかざすか、スマートフォン用「スズキ充電アプリ」から充電器を利用する2通りの方法が用意されている。アプリには充電器マップ機能が搭載されており、現在地周辺の利用可能な充電器を簡単に検索できる。充電料金は利用する充電器ごとに設定された金額で、一部の店舗を除きスズキ販売店では充電量に応じたkWh従量課金に対応している。
サービス開始にあわせて、スズキのEV購入から3年間、スズキ販売店の充電器を特典料金で利用できるサービスも開始する。新車購入時の特典として、初期の充電コストを抑えられる仕組みを整備することで、EV導入のハードルを下げる。
利用料金の支払い用クレジットカードとして「スズキカード」を設定すると、毎月の利用で貯まったスズキポイントが、スズキ加盟店でのご利用だけでなく、スズキ販売店の充電器利用時にも使うことができる。
公共充電器との統合利用により、スズキ販売店だけでは不足しがちな充電インフラを補完できる点も重要だ。エコQ電対応の公共充電器を含めることで、長距離移動時や外出先での充電ニーズにも対応可能となる。一つのカードやアプリで複数の充電ネットワークを利用できるため利便性が高まる。
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