MaaS関連News

2025.11.13

駅すぱあとアプリがシェアサイクル対応、利用可能数の目安を確認

駅すぱあとアプリがシェアサイクル対応、利用可能数の目安を確認

経路検索サービス「駅すぱあと」を提供するヴァル研究所は、11月13日より「駅すぱあとアプリ」にて、ドコモ・バイクシェア、HELLO CYCLING、LUUPのポート情報表示機能を開始した。経路検索結果の詳細画面から、発着地周辺の電動自転車や電動キックボードをはじめとしたマイクロモビリティのシェアサービスのポート状況を地図上で確認できるようになった。ファーストワンマイル・ラストワンマイルの移動手段の選択肢を増やし、快適かつ合理的な移動をサポートする。

本機能では、地図上でポートの位置を把握できるだけでなく、ポートアイコンの色で「たくさんある」や「残りわずか」といった貸出可能台数のレベルも一目で確認可能だ。ポートに到着したものの利用可能な車両がないという事態を事前に回避でき、移動計画の精度が向上する。さらに、ポートアイコンをタップすることで詳細情報が表示され、そのポートのリアルタイムな貸出可能台数や営業時間などが確認できる。「詳細を確認する」ボタンから各社のサイトやアプリへ遷移し、最新情報の確認や予約も可能となっている。

駅すぱあとは、電車やバスをはじめとした公共交通を利用した移動をスムーズに安心して行えるよう、経路検索サービスを拡充してきた。最近では、シェアサイクルやデマンドバス・タクシーなど、新しいモビリティを活用した経路の提案にも取り組んでいる。10月にはニアミーが運行するエアポートシャトル2路線のデータを搭載し、4月には終電後検索機能をリリースするなど、多様化する移動ニーズに対応した機能拡充を進めている。

自宅から駅、駅から目的地といったファーストワンマイル・ラストワンマイルの移動手段の選択肢を増やすことで、ユーザーにとって快適かつ合理的な移動をサポートする。特に、鉄道やバスの遅延・運休の際の代替手段の検討にも役立つ。公共交通機関のトラブル時に、シェアサイクルやマイクロモビリティを組み合わせることで、目的地への到着を確実にする柔軟な移動計画が可能になる。

詳しくはこちら

MaaSに関する最新ニュースをお届け

メルマガ登録 TOP
PAGE TOP