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2025.11.04
newmoが大阪で4社目のタクシー事業譲受、車両1000台超の体制に

モビリティスタートアップのnewmoは、グループ会社の夢洲交通を通じて、大阪府東大阪市を拠点とするタクシー会社タカラ自動車からタクシー事業を譲り受ける契約を締結した。タカラ自動車は東大阪市で63台のタクシーを運行してきた地域密着型事業者で、newmoグループはこの譲受により営業権および車両を継承し、運行体制の維持と拡充を図る。
newmoは「移動で地域をカラフルに」をミッションに2024年1月に設立されたモビリティ企業だ。大阪ではこれまでに岸交、未来都、堺相互タクシーの3社のタクシー事業者をグループに迎えており、今回のタカラ自動車が4社目となる。これにより大阪市域交通圏でのタクシー車両は約1,000台、従業員数は1,500人を超える体制となり、大阪エリアでの供給体制をさらに強化する。地域の移動の足を支える基盤を着実に拡大している。
今後の展開として、DX推進やオペレーションの統一による効率化、乗務員採用などへの投資を通じて、顧客へのさらなる価値提供と移動の足不足の解決に注力する方針だ。複数のタクシー会社を統合することで、配車システムの統一化や運行管理の効率化が期待され、サービス品質の向上にもつながる可能性がある。
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