新潟県小千谷市は、AIを活用したオンデマンド交通「イコテ」の運行を開始した。「イコテ」は高齢者をはじめ市民の移動支援を目的に、地域の利便性を向上させるモビリティサービスだ。

本サービスは、従来の循環バスに代わる新たな公共交通として、利用者の事前予約に応じて運行する仕組みだ。時刻表に縛られず、乗り合いで目的地へ柔軟にアクセスできる。

愛称である「イコテ」は、小千谷の方言「いこーて（行こうて）」から生まれ、親しみやすさを重視して公募の中から選定された。サービスが市民同士の気軽な声掛けと利用につながることを目指している。

運行は平日の午前8時半から午後4時まで、乗車定員4名の車両2台で提供。市内外問わず誰でも利用でき、175か所の乗降ポイント（公共施設や医療機関、商業施設など）が設けられている。

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