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2025.10.06

北海道日高町でデマンドバス本格運行開始

北海道日高町でデマンドバス本格運行開始

北海道日高町で10月1日、AIデマンド交通「すこバス」の本格運行と新エリア実証運行がスタートした。少子高齢化社会に対応し住民の生活と交通を維持するため、日高町と日高町地域公共交通活性化協議会が交通と健康による健康づくりにも繋がる新たなモビリティサービス構築を目指す取り組みだ。この取り組みには駅探が参画している。

富川・門別本町方面では月曜から土曜の8時から17時まで運賃500円で本格運行を実施する。日高地区方面と広富・豊郷・清畠方面では12月30日までの3カ月間、実証運行を展開する。日高地区方面では10月31日まで無料で利用でき、その後はエリア別料金として市街地内が300円、市街地と千栄地区間が500円、市街地と占冠間が600円となる。予約システムはLINEの公式アカウント上で利用可能だ。

本事業は公共交通利用の促進と健康づくり、地域経済の消費を結びつけた地域住民が利用しやすい交通環境を構築する点が特徴だ。サツドラホールディングスがシステムプラットフォームを提供し介護予防など健康イベント開催を支援する。リージョナルマーケティングが発行運営するひだかEZOCAカードにより、購買データの提供と経済効果の可能性分析、地域還元モデルの構築を進める。

日高町が運行車両の提供と運行管理を担い、もんべつ交通など3社のタクシー事業者が運行を実施する。プロジェクトには北海道日高振興局や日高町商工会も参画し、地域全体で持続可能な公共交通体系の活性化と構築に取り組む体制を整えた。

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