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2025.10.02

スズキ、IoT見守りで離島観光を支援するセニアカー実証実験を開始

スズキ、IoT見守りで離島観光を支援するセニアカー実証実験を開始

スズキとスズキ自販香川は、香川県三豊市の粟島でセニアカーを活用した観光振興と技術実証実験を10月1日から開始した。離島特有の細い路地や里山が多い地形により、高齢者や移動に配慮が必要な観光客にとって移動が大きな負担となっていた課題を解決する取り組みだ。

実証実験では、コヴィアと共同開発したIoT見守りデバイスをセニアカーに搭載する。設定エリアを外れた際の通知機能や転倒検知通知機能を検証し、利用者が安心して観光を楽しめる環境を構築する。11月30日までの期間中、これらの機能の使い勝手を検証する計画だ。

粟島芸術家村事業で滞在する若手芸術家がセニアカーの加飾を手がけ、観光資源としても活用する。芸術関連施設や観光スポットが多い粟島において、セニアカーが移動手段と地域の魅力発信を兼ねた役割を担う。

スズキは本取り組みを通じて、多様なモビリティによる地域課題の解決を推進する。移動の自由を支え、生活に密着したインフラモビリティとしての役割を果たしていく方針だ。

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