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2025.09.30
鹿児島で公共ライドシェア実証 パブリックテクノロジーズ

鹿児島県宇検村で10月1日から公共ライドシェアの実証運行が始まった。従来の路線バスやグリーンスローモビリティでは対応しきれない移動ニーズに対し、地域住民・交通事業者・行政が協力して持続可能な公共交通づくりを目指している。
地方自治体向けスーパーアプリ「パブテク」に搭載されたAIオンデマンド配車機能「パブテクAI配車」を導入した。利用者はアプリまたは電話を通じて事前予約ができ、AIが最適な車両・ルートを自動で選定し、ドアツードア運行や不定期便の柔軟な利用が可能になった。
今回の実験運行では、村内の移動だけでなく、奄美市市街地への直行便も週1~2回設定されている。70歳以上や高校生の村民は無料で、200円から利用できる手頃な価格体系もメリットだ。
今後は宇検村での取り組みをモデルケースとして、同様の交通空白地域への展開を目指す。公共交通のデジタル化を進め、誰もが安心して移動できる社会を目指していく方針だ。
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