東日本旅客鉄道、東海旅客鉄道、西日本旅客鉄道、九州旅客鉄道のJR4社は、各社が運営する鉄道ネット予約サービスの連携による利便性向上に取り組むことで合意した。この連携は、「えきねっと」など各社独自のネット予約サービスをつなげる初の試みとなる。

今後、ネット予約サービス間でのシングルサインオンが実現し、利用者は1回の認証だけで複数サービスをスムーズに利用できるようになる。従来は各予約サービスごとにログイン操作が必要だった。

連携サービスを利用することで、他社ネット予約サービスの予約情報も一覧で表示できるようになる。これにより、出発地から目的地まで複数社の新幹線を乗り継ぐ場合でも、一つの画面で全行程の予約内容を確認可能となる。

「ＥＸサービス」と「e5489」間の連携は2025年10月より先行開始予定。他のサービス間での連携も2026年度以降、準備が整い次第順次提供される計画だ。

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