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2025.09.16

AWS×クアルコム×ソニー・ホンダモビリティ、AI搭載次世代EV「AFEELA」開発加速

AWS×クアルコム×ソニー・ホンダモビリティ、AI搭載次世代EV「AFEELA」開発加速

アマゾン ウェブ サービス(AWS)、クアルコム、ソニー・ホンダモビリティ(SHM)の3社は、次世代スマートEV「AFEELA」の開発スピードを高める新たな取り組みを発表した。AIとクラウド技術を統合することで、同社が2026年に予定する量産車両の実現を加速させる狙いだ。

AFEELAは、先進運転支援システム(ADAS)と高度なインフォテインメントを組み合わせた次世代EVだ。AWSのクラウド環境上で稼働する「Qualcomm AI 100 アクセラレーター」により、これまで数カ月かかっていたシミュレーション開発を大幅に短縮し、大規模な走行データ処理を可能にしている。

車載センサーとAIを一体化した統合ネットワークにより、AFEELAは360度の環境認識を可能にする。AWSのAI技術が膨大なカメラ・センサー情報を解析し、車両の「見る・予測する・計画する」能力をサポートすることで、ドライバーは最適な経路探索や駐車をより簡単に行える。

3社の協業は、ADAS機能の強化にも直結する。クラウド上の開発環境を活用することで、適応型クルーズコントロールや駐車支援、自動運転といった機能の開発効率が向上している。最終的には、これらの機能が「Snapdragon Ride SoC」に搭載される予定だ。

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