ホンダは、座ったまま自由に移動できる着座型の新型電動モビリティUNI-ONE（ユニワン）の事業化を決定した。9月24日から国内の法人向けには販売を開始する。

ユニワンは、二足歩行ロボット「ASIMO」などで培ったバランス技術を活用しており、安全で安定した移動を可能にしている。最高時速は6km、2時間の充電で最大3時間走行できる。

利用対象として高齢者やイベント会場での移動、商業施設の警備・清掃など幅広く想定されている。特に高齢化社会における「都市型ラストマイル移動」の効率化・負担軽減に寄与する点が社会的にも注目される。

販売は、公式ウェブサイトを通じて日本国内の法人を対象に行う。販売予定台数は1000台。10月19日から株式会社サンリオエンターテイメントが運営するサンリオキャラクターパーク ハーモニーランドに導入される。

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