東京都交通局と足立区は、日暮里・舎人ライナーの混雑緩和を目的とした臨時バス運行の実証実験を実施することで合意した。バス活用によるピーク時の輸送力補完を目指す。

実験は令和7年12月下旬から令和8年3月下旬にかけて、平日朝7時～8時に江北駅前発、1日3便のダイヤで運行される。ダイヤ設定にあたっては既存の路線バスに配慮し、民間の貸切バス車両を活用する。

利用対象となるのは、日暮里・舎人ライナーの所定区間の定期券保有者のみで、江北駅から西日暮里駅や日暮里駅に向かう利用者の移動を直接サポートする。

費用は東京都と足立区が折半する形で運営し、今後は関係機関との調整や詳細設計を経て運行スキームの最終決定が進められる予定だ。

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