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2025.08.27

マイカー乗り合い「ノッカルおの」山口県宇部市で実証開始

マイカー乗り合い「ノッカルおの」山口県宇部市で実証開始

山口県宇部市の小野地区で、博報堂が開発したマイカー乗り合い公共交通サービス「ノッカルおの」の実証運行が始まった。このサービスは、地域住民が自身の自家用車を使い、困難な移動課題を抱える住民を目的地まで送迎する共助型MaaS(Mobility as a Service)だ。

小野地区は人口減少や高齢化の進行により、既存の路線バスが少なく、タクシー利用も制限される環境にある。特に、免許返納や車を持たない住民、スクールバスがない高校生などが、日常生活での移動に課題がある。

「ノッカルおの」では、市が主体となって小野地区自治会連合会等地元団体と協力し、住民同士の助け合い精神で運行支援を行う。利用者はLINEや電話で前日予約ができ、バス停等の既存停留所を活用することで、年齢を問わず誰もが利用しやすい設計とした。

高校生以上は200円、中学生以下は無料(チケット制)、障がい者手帳提示で料金が半額であり、バスやJR定期券を持つ利用者は無料で利用できる。

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