ホンダは、都市部のラストワンマイル配送に特化した電動マイクロモビリティ「Fastport eQuad」のプロトタイプが「レッド・ドット・デザイン賞」デザインコンセプト部門において最高賞「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」を受賞したと発表した。

Fastport eQuadは、単独乗車タイプの配送専用車両として設計されている。ペダル操作を電子的に動力に伝えるペダル・バイ・ワイヤ方式と、電動アシスト機能を備え、静音性や滑らかな走行を実現するとともに、ゼロエミッションを可能にしている。都市の自転車レーンを走行可能な設計となっており、交通渋滞が深刻な都市環境でも効率的な配送業務を支援する。都市配送のスピード・効率改善に貢献が期待され、26年夏に本格的に量産をスタートさせる予定。

併せて、スポーツモデルの電動二輪車「EV Fun Concept」、「EV Urban Concept」、二輪車の電動過給機付きV型3気筒エンジンのコンセプトムービー「New V3 Engine Concept Teaser」がブランド＆コミュニケーションデザイン部門で、それぞれ「レッド・ドット賞」を受賞している。

詳細はこちら