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2025.07.25
Hacobuトラック予約サービス全国47都道府県へ展開 物流現場の効率化を加速

株式会社Hacobuが提供するクラウド型トラック予約サービス「MOVO Berth」が、2025年7月に日本全国47都道府県すべてで導入を達成した。物流拠点や工場など、都市部から地方まで幅広い現場で、トラックの荷待ち時間削減と業務効率化のさらなる進展が期待される。
「MOVO Berth」は、物流施設へのトラック入場を事前予約制とし、車両の入場時間を分散させることで、従来課題となっていたドライバーの待機時間や無駄な作業時間を大幅に減少させる。これにより、人手不足や長時間労働など業界特有の問題解消に直接寄与し、現場の生産性向上を実現している。
2025年4月に施行された改正物流関連2法では、物流の効率化と待機・荷役時間の削減が関係事業者の努力義務となった。Hacobuのこのサービスは、法改正対応を技術で後押しし、多様な運用パターンにも対応できる柔軟な機能と専任スタッフによる導入サポートを強みとする。
実際に、大手メーカーや流通企業でも一斉導入が進み、YKK AP全30拠点やMDロジスの全24拠点での短期間導入など、全国規模で成果が現れている。これらの事例からも、短期間での大規模展開や稼働定着度の高さが評価されている。
「MOVO Berth」の普及はHacobuが志向する「物流情報プラットフォーム」構想でも中核を担う。現場の多様なデータがデジタルで集約されることで、個別最適にとどまらず、全体最適な物流管理への転換を後押しする。
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