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2025.07.16
ロボットタクシーの実証運行 徳島で実施 自動運転技術で地域交通課題の解消目指す

徳島県、日本電気株式会社(NEC)、株式会社電脳交通は、徳島県鳴門市西部エリアを中心に、ロボットタクシーの実証運行プロジェクトを実施する。この取り組みは、国土交通省の「地域公共交通確保維持改善事業」に採択されており、自動運転技術を活用した公共交通の確保・維持を目指す。
人口減少や運転手不足が深刻化する中、公共交通の持続可能性が全国的な課題となっている。徳島県は「次世代地域公共交通ビジョン」のもと、さまざまな施策を展開してきた。
今回の実証運行では、ロボットタクシー1台が株式会社旅サポート(きんときタクシー)によって運行される。運賃は無償で、現行のタクシーと自動運転型が混在した運行やオペレーションの効率化、利用者がこの新サービスをどう受け入れるかなど、事業化に必要なさまざまな要素が検証対象となっている。今後は道路運送車両法のレベル4(運転手不要の自動運転)に対応した車両認可を視野に、事業の本格導入を目指す。
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