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2025.07.09

SkyDriveが83億円調達 鉄道会社と提携し次世代モビリティサービス加速へ

SkyDriveが83億円調達 鉄道会社と提携し次世代モビリティサービス加速へ

株式会社SkyDriveは、三菱UFJ銀行をリード投資役とし、スズキ、東日本旅客鉄道(JR東日本)、九州旅客鉄道(JR九州)など11社を引受先とした第三者割当増資により、プレシリーズDラウンドで総額83億円の資金調達を実施した。これにより、累計調達額は430億円を超えた。SkyDriveは「空飛ぶクルマ」と呼ばれる電動垂直離着陸機の開発を進めており、今回の資金は開発体制強化や試験インフラ整備、組織基盤の強化などに充てられる。

鉄道会社との連携については、これまでに大阪市高速電気軌道、近鉄グループホールディングスと資本業務提携を結んでいたが、今回新たにJR東日本とJR九州が加わり、合計4社の鉄道会社と提携する体制となった。既存の鉄道ネットワークと空飛ぶクルマを組み合わせることで、陸と空をシームレスにつなぐ新たな移動価値の創出を目指している。

SkyDriveの空飛ぶクルマは、電動化や自動化、垂直離着陸といった技術を活用し、従来の交通手段にはない柔軟性と利便性を提供する。都市部や観光地での新しい移動体験や、地域の移動課題解決への貢献が期待されている。

今後は、航路の具体化やバーティポート(離着陸場)整備、社会受容性向上のための取り組みを鉄道各社と連携して進める。国内外でのプレオーダーも7カ国380機を超え、グローバル展開も加速している。

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