MaaS関連News
2025.06.30
ティアフォー 新木場〜海の森公園間で自動運転バス運行スタート

ティアフォーは、東京都港湾局の委託を受けて、新木場駅と海の森公園を結ぶ自動運転バスの運行を2025年7月から開始する。今回の取り組みは、同年3月に開園した海の森公園への交通アクセスを大幅に向上させることを主な目的としている。自動運転レベル2で、ドライバーが乗車し緊急時には手動運転を行う。
運行される自動運転バス「Minibus 2.0」は、日立自動車交通が運行支援、日本工営が検証・モニタリングを担当し、約9.3kmのルートで1日5便程度を無償運行する予定だ。年末年始を除き、2026年3月末まで継続される。
本事業は、東京都が推進する「スマート東京」構想の一環であり、地域間の回遊性向上や交通制約者の移動支援、運転手不足といった社会的課題の解決を目指している。東京ベイエリアが先行実施地域に選ばれ、最新のデジタル技術を活用した交通インフラの実証の場となる。
ティアフォーは「自動運転の民主化」を掲げ、世界初のオープンソース自動運転ソフトウェア「Autoware」を開発・提供するディープテック企業。自社の技術とプラットフォームを活用し、国内外のパートナーと連携しながら自動運転システムの社会実装を進めている。
\ MaaSに関する最新ニュースをお届け /