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2025.06.26
中国BYD 日本での登録台数過去最高を更新

中国系自動車メーカーBYDが日本において販売を拡大している。日本法人であるBYD Auto Japan株式会社は、2025年5月の新車登録台数が416台となり、単月および過去最高の記録を更新したことを発表した。また、日本自動車輸入組合(JAIA)の輸入車ブランド別登録台数ランキングで初のトップ10入りを果たしている。
今回の記録更新には、2025年4月に発売された大型クロスオーバーSUVタイプの電気自動車「BYD SEALION 7(シーライオン セブン)」の好調な販売が大きく貢献している。発売直後から予想を上回る反響があり、品質や装備、価格面で高い評価を受けたことで、ブランド全体への注目度も飛躍的に高まった。
「BYD SEALION 7」は、メーカー希望小売価格が500万円を切る後輪駆動モデルが特に人気で、販売台数の約6割を占めた。ボディカラーではオーロラホワイトが最も選ばれており、全体の48%を占めている。こうした商品力が、販売店への来場増加やブランドイメージの向上にもつながっている。
新型モデルの投入効果は他の車種にも波及し、小型ハッチバック「BYD DOLPHIN(ドルフィン)」は前月比200%増、中型SUV「BYD ATTO 3(アット スリー)」は150%増、中型セダン「BYD SEAL(シール)」は190%増と、既存モデルの販売も大きく伸長した。
今後、BYD Auto Japanはプラグインハイブリッド車(PHEV)の年内発表や、2026年後半以降の軽EV導入を予定している。さらに、国内販売拠点の拡充やOTA(無線アップデート)による既販車両の機能向上にも取り組む。
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