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2025.06.24

テスラの自動運転タクシーが米国で始動

テスラの自動運転タクシーが米国で始動

米EVメーカーのテスラは、米国テキサス州オースティンで限定的に自動運転サービスを開始した。長年にわたりイーロン・マスク氏が構想してきた自動運転タクシー「ロボタクシー」のサービスで、完全自動運転技術を活用した新たなモビリティサービスの収益化を目指す。

ロボタクシーには、テスラの完全自動運転システム「FSD」の最新版と8台のカメラを搭載したSUV「Model Y」が採用されている。運転席は無人だが、安全性を確保するため助手席に監視スタッフが同乗する。利用料金は一律4.20ドル(約610円)に設定されている。

サービス開始時点では、運用台数は10~20台と限定的で、利用できるのはテスラから招待された同社寄りのインフルエンサーなど一部のユーザーのみ。提供エリアもオースティンの一部に限定されているが、今後はサンフランシスコやロサンゼルスなど大都市への運用拡大も計画されている。

安全性への懸念はマスク氏自身も認めるところで、2025年9月1日からはテキサス州で自動運転車に州の許可が必要となる新法も施行予定されるなど、今後の運用体制や法規制への対応が注目される。

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