鹿島建設株式会社と株式会社SUBARUは、大阪で開かれている関西万博のアクセス道路である阪神高速道路・淀川左岸線で、光ファイバセンシング技術を用いた路車協調型自動運転の実証実験を開始した。日本初の事例となる。

光ファイバセンサケーブルをアスファルト舗装内部に敷設し、車両の走行荷重による振動やひずみをリアルタイムで検出。得られたデータを自動運転車両と共有することで、トンネル内など視認困難な環境での合流操作を支援する。

従来の車載センサーに依存せず、道路側から低遅延で正確な車両位置情報を提供。北海道・美深試験場での厳冬期試験を経て、実環境での信頼性を高めてきた。

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