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2025.06.13

リユースEV実証で脱炭素化推進 鳥取市が公用車導入とデータ活用

リユースEV実証で脱炭素化推進 鳥取市が公用車導入とデータ活用

鳥取市は、智頭石油株式会社と住友三井オートサービス株式会社(SMAS)と連携し、リユース(中古)電気自動車(EV)の運用実証に関する協定を締結した。

環境省から「脱炭素先行地域」に選定された鳥取市が、2030年度までに電力使用によるカーボンニュートラルと地方創生を同時に実現するための新たな一歩で、モビリティ分野における脱炭素化の推進とリユースEVの普及促進につなげる狙い。

具体的には、リユースEVを公用車としてリース導入し、車載蓄電池の劣化状況や走行データなどをモニタリングすることで、EV利活用の選択肢拡大やゼロカーボンシティ実現に向けた知見を蓄積する。

実証事業では、脱炭素先行地域である佐治町総合支所に日産リーフのリユースEVを1台導入する。鳥取市は、バッテリー残量や走行データなどの稼働情報をSMASに定期的に提供し、特に冬季の降雪や低温によるバッテリー劣化など、他地域では得られない運用データを収集する。智頭石油はリユースEVの貸出とSMASとの連携を担い、SMASはデータ分析や利活用促進のコンサルティングを担当する。

この実証の納車式は2025年8月5日に佐治町総合支所で予定されている。

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