MaaS関連News
2025.05.15
トヨタ、北米向け新型BEV「bZ Woodland」発表

トヨタ自動車は、カーボンニュートラル社会の実現を目指し、北米市場でのバッテリーEV(BEV)のラインアップ拡充を発表した。2026年初頭の発売を予定する新型SUV「bZ Woodland」を、北米事業体Toyota Motor North Americaの新車発表イベントで世界初公開した。
bZ Woodlandは、総電力量74.7kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、約260マイル(約418km、AWD仕様)の航続距離を実現する。バッテリープレコンディショニング機能により、低温時でも急速充電が約30分で可能となることを目指している。さらに、北米の標準規格であるNACS(North American Charging System)に対応し、利便性を高めている。
走行性能面では、前後に高出力eAxleを採用し、進化した制御システムによって駆動力配分の自由度を向上。アウトドアシーンでも高い走行安定性を発揮する。荷室は30立方フィートを超える広さを確保し、日常使いからレジャーまで幅広い用途に対応する。
トヨタは「マルチパスウェイ」の方針のもと、各国・地域の多様な顧客ニーズに応えるため、BEVのみならずHEVやPHEV、FCEVといった複数の電動車を展開している。bZ Woodland投入により、北米市場でのSUV BEVラインアップをさらに強化する。
日本市場向けには、bZ Woodlandの日本仕様となる「bZ4X Touring」を2026年春ごろ発売予定としている。また、一部改良した「bZ4X」も2025年後半に登場予定だ。日本向け特設サイトも開設され、今後順次情報が更新される見込みだ。
詳細はこちら
\\ MaaSに関する最新ニュースをお届け //