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2025.05.07
スズキ 農業向けBEV軽トラック実証で太陽光活用と省エネ推進

スズキは軽トラック「キャリイ」をベースにした電気自動車(BEV軽トラック)を製作し、農業従事者向けに一定期間貸し出す実証実験を2025年度中に開始する。対象地域は静岡県浜松市・湖西市、愛知県豊川市、熊本県阿蘇郡で、貸出期間は1年を予定している。
この実験では、農業現場でのBEV軽トラックの実用性や、V2H(ビークル・ツー・ホーム)システムを活用した太陽光発電エネルギーの効率的な利用方法を検証する。V2Hシステムは車両のバッテリーと住宅の電力を双方向で活用できる技術で、再生可能エネルギーの自産自消を目指す試みだ。
スズキは、地域やユーザーの使用状況に応じて最適なエネルギー効率を追求し、過剰なバッテリー搭載を避ける「バッテリーリーンな電動車」の開発に注力している。これにより、エネルギー消費を抑えた電動車の普及を目指す。
実証実験には、株式会社東京アールアンドデー、株式会社ピューズ、エリーパワー株式会社、株式会社ミクニ、合同会社Office F Visionがパートナーとして参加する。
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