トヨタ自動車と自動運転技術のWaymoが戦略的パートナーシップの基本合意に達した。両社は自動運転車両プラットフォームの共同開発を通じ、トヨタの市販車向け技術革新を推進する。ウーブン・バイ・トヨタも協業に参画し連携を強化する方針だ。  

Waymoはサンフランシスコ・ベイエリアなど米国4都市で週25万回以上の自動走行実績を持ち、負傷事故を81％削減する安全性を実証済み。この実績を基に、トヨタ車両への技術導入によりトヨタ独自の先進安全パッケージ「Toyota Safety Sense」のさらなる高度化を目指す。  

提携の焦点は自動運転システムの柔軟性にある。Waymoが開発するプラットフォームは多様な車種や事業形態に対応可能で、商用配車サービス「Waymo One」の拡大と並行し、個人向け市販車両への技術転用を推進する。  

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