MaaS関連News
2025.04.11
ドコモ・バイクシェア、広島で新型電動モビリティ実証実験スタート

ドコモ・バイクシェアは、広島市において新型電動モビリティの実証実験を2025年4月8日に開始した。この取り組みは、安全で快適な移動手段としての新型電動モビリティの可能性を探るもので、利用者だけでなく、歩行者や自動車など、すべての関係者にとっての安全性を検証することを目的としている。
実証実験では、100台の新型電動モビリティが投入され、広島市内の35箇所に設置されたポート(広島市シェアサイクル「ぴーすくる」の一部ポートを含む)で利用可能となる。利用料金は1分あたり15円で、開始から1ヶ月間の期間限定で初回ライド30分無料キャンペーンが実施される。利用者は、専用のバイクシェアサービス(特定小型)アプリをダウンロードし、アカウント登録を行うことで手軽に利用を開始できる。
実証実験の開始に先立ち、基町クレド ふれあいひろばでは出発式と試乗会が開催された。出発式には、お笑いコンビのかが屋(加賀 翔、賀屋 壮也)がゲストとして登場し、テープカットなどが行われた。試乗会では、参加者が新型電動モビリティの乗り心地や操作性を体験した。
今回の実証実験は、2025年9月30日までの期間で実施され、安全性に関する対策や施策を通じて改善点を見つけ出し、サービスの質を高めていく。ドコモ・バイクシェアは、この実証実験を通じて、すべての人の「くらしに溶け込む移動」の実現を目指すとしている。
ドコモ・バイクシェアは、「地域に根付き人々に愛される新たなモビリティサービスを提供することで健康で環境に優しい日本の『まちづくり』に貢献する」ことをミッションに掲げ、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めている。