東京都は2025年度、EVバスやEVトラックの購入補助金制度を強化し、補助上限額を前年度比700万円増の4200万円に拡大した。充電設備導入や環境認証取得でさらに上乗せ補助も可能で、物流・運輸事業者のゼロエミッション化を後押しする。申請受付は4月28日開始予定。

対象はEV/PHEVバス・トラックで、ディーゼル車との価格差額を補助。最大4200万円（前年度3500万円）の支援が受けられる。国の補助金と併用可能だが、重複分は差し引かれる。

V2B（車両から建物へ給電可能な設備）や公共用充電器を導入すると、1台あたり5万～10万円の上乗せ補助が適用可能。災害時にも活用できるV2B技術の普及を促す。

グリーン経営認証またはISO14001認証を取得している事業者は、1台ごとに50万円の追加補助を受けられる。2025年4月28日～2026年3月31日まで申請を受け付ける。