MaaS関連News

2022.10.31

MOOV、ギグワーカーを活用したカーシェアリング開始

MOOV、ギグワーカーを活用したカーシェアリング開始

 株式会社MOOV(以下、MOOV)は、次世代のカーシェアリングサービス「MOOV」の配車スタッフに、ギグワーカーを活用すると、Mobilishの取材で明らかにした。

同社は、2022年8月からLINEを使ってタクシーを呼ぶ感覚で自宅前から乗れる次世代のカーシェアリングサービスを東京都 (文京区・新宿区・中央区・北区・豊島区・千代田区・杉並区・渋谷区・墨田区) 受渡エリアとして開始。駐車場に車両を置いて稼働させる従来型のカーシェアモデルとは一線を画し、好きな場所で乗り降りできる、配車型で提供している。

このMOOVで注目すべきは、LINEを活用した利用者とのコミュニケーションだ。サービスを利用するにあたり、専用のアプリをダウンロードするが必要なく、スマホからアクセスした瞬間、LINEの友達登録が立ち上がり登録できるのが特長だ。
登録の煩わしさが少ないのは、利用者にとっては嬉しい。また、車両の受け渡し時、位置情報の指定や、「そろそろ指定場所につきます。」などといったリアルタイムで、コミュニケーションができるのも利用者に喜ばれている点だという。また、初回利用者限定で、1,000円割引キャンペーンを2022年12月31日まで実施している。

さらに、同社は2022年11月から、配車スタッフにギグワーカー(単発的・一時的な仕事を請けて働く人)を活用した新たな運用を開始する。
配車スタッフは、主婦やアクティブシニア、車が好きな学生の隙間時間の活用を想定しており、飲食店のデリバリーよりも割よく稼げるのではないかと、大企業のMaaS事業立ち上げやコンサルティングを手掛けてきた、代表取締役の水上氏は語る。
今後、MOOVのサービスエリアは都内、近郊エリアと拡大させ、将来的には、どこでも乗り降りができるカーシェアサービスの運用を目指すとしている。

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