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MaaSの自動運転遠隔監視のソリューション

遠隔型自動運転を想定した、車外・車内の状態を監視するための映像ソリューション。

車両に搭載されたカメラの映像を、クラウドを介して遠隔地にある管制室で見ることができる。

管制室で表示される映像イメージが下左の写真、同時に3台を監視する例を模擬展示していた。

車外映像は車両の前方・左右側方・後方を映している。特に前方の映像は、監視者が見やすいように、カメラ3台分の映像を合成して、広い視界の1枚の映像にしているのが特徴。車内映像についても、監視者の負担を軽減する技術の開発を行っており、車内カメラの映像からAIで乗客の骨格を検出、不安全な行動と認識すると監視者に警告を出すデモを見ることができた。

つり革を持たず立った状態だとアラート表示されるのだが、つり革を持った瞬間、アラートが消えるといった機能を、筆者も体験。（下写真、中央）

現在はバスでの実証実験が中心だが、ゴルフカートのような小型車両の利用も想定しているという。

今後の自動運転普及に向け、車内車外の安全を確認する技術の重要性はますます増していくのだと感じる展示でした。